プラスチックをエコデザインから考える
■開催日時:2023年6月9日(金) 14:30~17:00
■開催場所:おおさかATCグリーンエコププラザ(大阪市住之江区南港北2-1-10ATCビルITM棟11階)
および Zoom
■定員:会場 60名・Zoom 500名
■参加費:無料
■プログラム:
14:30~14:35
開会挨拶 宇山 浩 氏(プロジェクトリーダー、大阪大学教授)
14:35~15:25
『ごみから見るプラの世界 ~ごみは意外に雄弁だ』
浅利美鈴 氏(京都大学 地球環境学堂 准教授)
15:25~16:15
『プラスチックのサーキュラーデザイン~変革のためのヒント~』
関根久仁子 氏(環境カウンセラー/環境経営士 カムフル㈱ 代表)
16:15~16:55
『ファッションと繊維の循環における日本の現状とデザインの重要性』
今西まゆ 氏(ぷっぷくぷー 代表)
16:55~17:00
閉会挨拶 宇山 浩 氏(プロジェクトリーダー、大阪大学教授)
■内容
ポリエチレンをはじめとするプラスチック(プラ)は安価、軽量、丈夫で腐らないという特徴を活かし、私たちの生活に潤いを与えてきました。現代社会においてプラは無くてはならない存在であり、幅広い分野で利用されてきましたが、自然環境中で分解されにくいために様々な環境問題を引き起こしています。一方で海洋プラスチックごみ問題が近年、社会問題化し、プラスチックのリサイクル・資源循環の重要性が指摘されています。プラスチック製品を使用後、回収して再度、製品として使うために、プラスチックのエコデザインが求められています。
大阪大学は、大阪府、府内自治体、他大学、企業等とともに、「大阪湾プラごみゼロを目指す資源循環共創拠点」(大阪湾プラごみゼロ拠点)構想を提案し、昨年11月にJST「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」に採択されました。本拠点は大阪湾沿岸のプラごみが目に見えて減り、市民が率先してプラごみ問題に取組む社会の構築を目指します。この拠点では参画機関のみならず、一般市民を含めた地域の多様なステークホルダーが一緒にプラごみ問題に取組む場を設けます。プラごみを出さない、減らすために必要な活動を議論し、大阪から世界に向けてプラごみの無い地球を取り戻す活動を発信し、行動に移していきます。
大阪湾プラごみゼロ拠点
今回は「プラスチックをエコデザインから考える」を主題に掲げ、リサイクルすることを想定していなかった現状のプラスチック製品の課題を元に、未来社会におけるプラスチックをエコデザインします。プラスチックとどのように共生し、プラスチックごみの無い社会を作るのか。我々に突き付けられた課題を一緒に考えませんか。
【主催】
大阪大学「大阪湾プラごみゼロを目指す資源循環共創拠点」
大阪大学大学院工学研究科
プラスチック愛プロジェクト
NPO法人エコデザインネットワーク
おおさかATCグリーンエコプラザ
【共催】(一社)大阪大学工業会、(一社)生産技術振興協会
【後援】(公財)ブルーオーシャンファンデーション、バイオコミュニティ関西
■お申込
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